27th All Japan Championship Kanto Heat GSレース編

前日の土曜日は雨と急激に上がった気温によりゲレンデコンディションは春先を思わせるほど・・・
しかし、土曜日の夜から多少気温が下がったこともあり、日曜日に行われるGSバーンは硬く締まった,,,,,



昨日のDUバーンもカリカリに締まったバーン状態
とりあえず、朝一からスラロームコースでアップ開始！！！
 
がぁ・・・・　フリーラン中、左足のビンディングが外れてしまい、硬いバーンで叩かれながら大転倒、そして左足首に激痛が・・・・

なってこった、GSレース前というのに、再び左足首捻挫を再発させてしまったようだ.....
 
その後は、フリーランもそこそこに済ませインスペクションに備え休憩・・・
 
一度ブーツを脱ぎさりマッサージをしてるうちに、なんとか痛みも和らぎ滑れる状態まで戻った


さてさて、昨日のRRで急遽決まりった直角に近い角度のスタート台
カリカリに凍った状態で1旗門目が非常に近い



どうみても、1旗門目で落とされ2旗門目のバックサイドでたたかれる・・・
今回のGSのポイントは、このスタートの処理とゴール手前の片斜面の処理だけだ！！

いつもの通り、2本のインスペクションを済ませスタート順を待つ

前走も終わり、学生女子・シニア2クラスから競技開始！！

次々にスタートを切って行くが、やはり1旗門目から4旗門目まで非常に苦労している
特に1旗門目で落とされ、DQギリギリ状態で2旗門目をクリアーしていく 

そして、グーフィーライダー達は皆、1旗門目で吹き飛ばされている・・・・
そんな姿を見てしまっては、ますますスタートの不安が募るばかり
 
そして、シニアクラスのスタートコール
我輩の出走順は4番目・・・

その先にKARAさん・Honmaちゃん・全日本常連組みが次々とスタートを切っていく！！
流石、シニアトップライダー達だ！！
 
叩かれながらでも上手に1旗門目＆2旗門目をクリアーしインフィールドセクションにつないで行く！！
 
そして我輩の出番
 
スタート位置に立ってみると、見た目以上にスタート台の斜度がキツく感じられるが、滑るラインを見極め一気に3旗門目まで滑り繋げる事に・・・・
 
左足首がもつかどうか超～不安が頭を過ぎったが、そんなことスタート台で考えてもしょうがないので、覚悟を決めスタート


幸いにして1~3旗門は失敗なく滑りきり、4旗門目以降、一気に加速させライン重視の滑りでインフィールドを滑り終える
 
しかし・・・・　

インスペクションで特に注意してたゴール手前の片斜面のフロントサイドの処理を誤り、バックサイドのラインが ストレートになってしまった
 
ストレートなラインになってしまった為、フルカービングでリカバーするものの、尻餅をつきフロントターンで大減速・・・・

 ゴール手前の超～緩斜面で減速してはもうリカバリー出来ません・・・
 超～低速のままゴール・・・・・
 
その結果、1本目のタイムは10位.......
ラップから2秒近く離されている・・・・・
 
ま、タラレバの話であるが、ゴール手前の大減速がなければ間違いなくラップが取れたのであろう
 
とりあえず、気持ちを切り替え全日本選手権出場枠にGetに注力し2本目滑走に備える1本目のタイム差であれば何とか4人捲くりは可能
 
足の痛みは限界に近いものがあったが、ここで諦めてしまっては元も甲もない・・・

 気合を入れ2本目に備える
 
さて、2本目のセットであるが、1本目よりセット間隔が狭いように感じる・・・
特にスタートから1旗門目がメチャメチャ近い
 
1本目以上に左足首に負担が掛かりそうな1旗門目だ.....
 
幸いにして、2本目はフリップ10ということで1番出走
バーンが荒れる前にタイムを稼ぎ、後走者達にプレッシャーを与えたい
 
そして気合の2本目がスタート
 
 
難関の１～3旗門の処理は問題なし、4旗門目からラインを斬り始め、足に負担が掛からないようフリーランを意識してのライディング・・・
 



なんとかミスなしで2本目を滑り終え、後から滑ってくるフリップライダーの滑りに注目・・・・
 
案の定、ミスを重ねてタイムを落としてくるライダー・・・



予定通り、2本目4人捲くり6位でGSレースを終え、全日本出場枠をGetできた！！
 
そう、GS2本目の滑りで圧巻だったのは、いつも2本目に吹き飛んでしまうイッチーがスーパーラップを叩き出し、そして 2本目2番目のタイムを叩き出したKARAさんは一人捲くりGS優勝を勝ち取った！！
 
とりあえず満身創痍の中、DU＆GS共に全日本出場権を奪取出来たので、暫し身体を休め全日本選手権で フルアタックの戦いが出来るよう調整せねば・・・・